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生成AIパスポートの合格ラインは何点?非公開の基準点の目安、結果画面で分かること、章ごとの問題数【2026年】

公開 2026.10.18

生成AIパスポートの合格ライン(何問正解で合格か)は、公式には公開されていません。 受験者の報告では正答率7〜8割で合格しており、合格率が78〜81%で推移していることと、全受験者の章別平均が74〜84%であることから、基準点は「70%前後」にある可能性が高いと当サイトは見ています。ただし公式の数字ではないので、当サイトの模擬試験では余裕を見て 80%(60問中48問) を目標ラインにしています。

この記事では、公式の回答、目安の根拠、結果画面で分かること、公開された受験結果から逆算した章ごとの問題数を順に説明します。

公式の回答: 基準点も採点方法も非公開

主催団体 GUGA の「よくある質問」には、合格ラインの質問に対して「合否に関する基準点や採点の詳細については開示していない」「試験ごとに全受験者の得点を集計、分析した結果が合否通知メールに記載される」という趣旨の回答があります。つまり、

国家試験の「100点満点中60点以上」のような明示された基準がないので、「ぎりぎりを狙う」勉強の仕方はできません。これが、当サイトが目標ラインを高めに置いている理由です。

目安はどこから来るか

ネット上の「合格ラインは70%」「80%」という記述は、どれも受験者の報告か推測で、公式発表ではありません。それぞれの根拠と、当サイトの考え方を整理します。

目安 60問中 根拠
70% 42問 受験者の体験談で最も多い数字。「手応え7割で合格した」という報告が複数ある
75% 45問 70%説と80%説の中間を安全ラインとする対策サイトの考え方
80% 48問 一部の対策サイトが「合格ライン」として記載。当サイトの模試の目標ライン

基準点が70%前後と考える理由は、合格率と全受験者の平均の関係です。 結果画面には全受験者の章別平均が表示され、2026年4月試験を受けた人が公開した値は第1章84%、第2章75%、第3章79%、第4章82%、第5章74%でした。平均的な受験者の正答率が8割前後で、合格率が79%だったことを考えると、基準点が80%なら合格率はもっと低くなるはずです。基準点は平均より下、つまり70%前後にあると見るのが自然です。

それでも当サイトが80%を目標にするのは、次の理由からです。

結果画面で分かること、分からないこと

合否発表の日(試験月の翌月中旬)に、マイページの「結果を確認する」→「結果の詳細を確認する」→「受験結果」で次が見られます。

項目 表示
合否 表示される
章ごとの正答率(第1章〜第5章、小数第2位まで) 表示される
章ごとの全受験者平均 表示される
総合の正答率・正解数 表示されない
各問題の正誤 表示されない
合格ライン 表示されない

受験者が公開している2026年4月試験の例では、章別の全受験者平均は第1章84%、第2章75%、第3章79%、第4章82%、第5章74%でした。平均が低い第2章(生成AIの仕組み)と第5章(プロンプト)は、差がつきやすい章だと分かります。逆に第1章と第4章は平均が高く、ここを落とすと他の受験者に後れを取ります。

結果発表の日程やメールの中身は合格発表の記事に、落ちた場合の見直し方は不合格だった場合の記事にまとめています。

章ごとの問題数を受験結果から逆算する

章別正答率は小数第2位まで表示されるので、公開されている受験結果から各章の問題数を逆算できます。2026年6月試験を受けた人が公開した正答率は、第1章 90.91%、第2章 100%、第3章 75%、第4章 84.62%、第5章 100%でした。90.91% は 10/11、84.62% は 11/13 にしかならないので、第1章は11問、第4章は13問と分かります。2026年4月試験の別の受験者の値(第1章 91%、第4章 92%)も 10/11、12/13 で一致します。

残りの章も同じ方法で絞ると、60問の内訳は次のように推定できます。

章 問題数(推定) 根拠
第1章 AI(人工知能) 11問 90.91% = 10/11、91% = 10/11
第2章 生成AI 16問前後 75% と 100% の両方を満たす数で、残りの問題数に合う
第3章 現在の生成AIの動向 12問前後 75% = 9/12、83% = 10/12
第4章 情報リテラシー・基本理念とAI社会原則 13問 84.62% = 11/13、92% = 12/13
第5章 プロンプト制作と実例 8問前後 87.5% = 7/8、100%

第1章と第4章以外は候補が複数あり、2つの回のデータを組み合わせた推定です。回によって配分が変わる可能性もあるので、目安として見てください。

この逆算で分かる大事なことが1つあります。第4章は出題範囲が最も広い章ですが、問題数は60問中13問程度で、「第4章だけで半分」のような配分ではありません。 第1章〜第3章(AI と生成AI の仕組み・動向)を合わせると30問を超え、こちらを落とすと合格ラインに届きません。第4章を重点的に勉強するのは正しいのですが、第1章・第2章の用語をおろそかにしないでください。

模試で何%を目標にするか

合格ラインが非公開である以上、「模試で何%取れたら本番で受かるか」を決めるのは自分です。当サイトの目安は次の2つです。

  1. 模擬試験で80%を2回続けて超える。 1回だけだと、たまたま得意な章が多く出た可能性があります。
  2. 章別正答率に70%未満の章を残さない。 本番の結果画面も章別で出るので、同じ見方で弱点を確認できます。平均が低い第2章・第5章で平均を上回れれば、合格ラインから遠ざかりません。

章別演習で章ごとの正答率を出し、70%未満の章を「範囲の全問」で解き直してから模試に進むと、2週間で上の2つを満たせます。手順は2週間の学習計画にあります。

よくある質問

何問正解で合格ですか? 公式非公開です。受験者の報告からは60問中42問(70%)前後と推定されますが、当サイトは48問(80%)を目標にしています。

合格ラインは回によって変わりますか? 公式は「全受験者の得点を集計、分析した結果を合否通知メールに記載する」としており、回ごとに集計していることは分かりますが、基準点が固定か変動かは公表されていません。

試験直後に点数は出ますか? 直後に出る結果は暫定で、正式な結果は翌月中旬の通知です。正式な結果でも総合の点数は表示されず、章別の正答率だけが分かります。

複数選択の問題は部分点がありますか? 採点方法は非公開です。すべて選べたときだけ正解になる前提で解いてください。

合格率が8割なら、勉強しなくても受かりますか? 5人に1人は落ちています。合格率が高いのは、受験者の多くが企業の研修や自主学習で準備してから受けているからです。難易度の記事に落ちる人の共通点をまとめています。

参考

問題を解いて確認する。生成AIパスポートの章別演習と模擬試験は無料で使えます。