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AWS Certified AI Practitioner(AIF-C01)とは?難易度・合格ライン・受験料・勉強時間とおすすめ教材【2026年】

公開 2026.09.13 更新 2026.10.02

AWS Certified AI Practitioner(試験コード AIF-C01)は、AWS が2024年8月に開始した AI・生成AI 分野のファウンデーショナル(入門)認定です。AI と機械学習の基礎、生成AI の仕組みと限界、Amazon Bedrock や SageMaker を使った基盤モデルの応用、責任ある AI、セキュリティとガバナンスの5ドメインから出題されます。名前は「Practitioner」ですが、同じ入門区分の Cloud Practitioner より難しいという声が多い試験です。

先に要点です。

試験の概要

項目 内容
正式名称 AWS Certified AI Practitioner(AIF-C01)
区分 Foundational(入門)
受験資格 なし
形式 テストセンター(ピアソンVUE)またはオンライン監督付き試験
出題形式 多肢選択(4択1正解)、複数選択(5択以上から2つ以上)、順序付け、組み合わせ、ケーススタディ
時間・問題数 90分、65問(採点対象50問+未採点15問)
合格基準 スケールスコア100〜1,000のうち700以上
受験料 100 USD(日本では15,000円+税)
言語 日本語で受験可能
有効期限 3年
公式サイト AWS Certified AI Practitioner

未採点の15問は将来の問題を評価するために混ぜられているもので、どれが未採点かは分かりません。65問すべてに本気で答える必要があります。未回答は不正解扱いで、誤答による減点はないため、分からない問題も必ず選択します。

受験料の割引について

2026年5月26日〜9月30日には、申込時にプロモーションコード「AIF2CLOUD」を入力すると受験料が半額になり、合格すると Cloud Practitioner の無料受験バウチャーが付くキャンペーンがありました(終了済み)。AWS は入門区分の認定で同様の期間限定キャンペーンを繰り返しているので、申込前に AWS 認定のお知らせページ で現在の割引を確認してください。既に AWS 認定を持っている人は、合格特典の50%割引バウチャーが使えます。

出題範囲:5ドメインの配点

公式試験ガイド(AIF-C01、Version 1.4)は5つのドメインと、ドメインごとのタスクステートメントで構成されています。

ドメイン 配点 主な内容
1. AI と ML の基礎 20% AI・ML・深層学習の用語、教師あり/なし/強化学習、推論方式、ML 開発ライフサイクル、評価指標、MLOps
2. 生成AI の基礎 24% トークン・埋め込み・Transformer・拡散モデル、生成AI の能力と限界、Bedrock・Amazon Q・PartyRock などの AWS の生成AI サービス
3. 基盤モデルの応用 28% RAG と Knowledge Bases、Agents、プロンプトエンジニアリング、ファインチューニングと継続事前学習、ROUGE・BLEU などの評価
4. 責任ある AI のガイドライン 14% 公平性・バイアス・説明可能性、Guardrails、SageMaker Clarify、Model Cards、法的リスク
5. セキュリティ・コンプライアンス・ガバナンス 14% IAM・KMS・Macie・PrivateLink、責任共有モデル、AWS Artifact、Audit Manager、データガバナンス

ドメイン3が最も重く、ドメイン2と合わせると生成AI 関連で52%を占めます。機械学習の一般知識だけでは半分しか取れず、Amazon Bedrock の機能(Knowledge Bases、Agents、Guardrails、モデルカスタマイズ、Provisioned Throughput)をどの状況で使うかまで押さえる必要があります。

難易度と合格率

合格率は AWS から公表されていません。合格体験記や対策サイトの推定では60〜70%前後とされ、同じ Foundational 区分の Cloud Practitioner より難しいという評価が多数です。理由は2つあります。

逆に言えば、この「要件と手法の対応」を覚えれば安定して得点できます。当サイトの AWS AI Practitioner 問題集 は、この対応関係を状況ごとに問う4択問題で構成しています。

勉強時間の目安

前提 目安
AI も AWS も初めて 40〜50時間
AWS の基礎資格(Cloud Practitioner など)あり 20〜30時間
AI・機械学習の実務経験あり 10〜20時間

非エンジニアが30日で合格した体験記もあり、1日1〜2時間なら1か月が標準的なスケジュールです。生成AI パスポートや G検定を持っていれば、ドメイン1・2の AI 基礎はほぼ既習で、AWS のサービス名を覚える時間だけ確保すれば足ります。

勉強の進め方

  1. 公式試験ガイドを読む。 各ドメインの「Knowledge」「Skills」の箇条書きが、そのまま出題の一覧です。知らない用語やサービス名に印を付けます
  2. AWS Skill Builder の無料コースを受ける。 「AWS Certified AI Practitioner 試験準備 標準コース」が無料で提供されており、範囲の全体像とサンプル問題が得られます
  3. サービスの使い分けを表にする。 「要件 → 選ぶサービス・手法 → 選ばない理由」を1行ずつ書き出します。Bedrock の Knowledge Bases と Agents と Guardrails、SageMaker の Clarify と Model Monitor と Model Cards、Macie と KMS と Artifact のように、同じ製品群の中の役割分担が頻出です
  4. 問題を解いて時間感覚をつかむ。 本番は1問あたり約80秒です。当サイトの模擬試験は本番と同じ65問90分で、正答率70%を目標ラインにしています

おすすめ教材

書籍

日本語の対策本は2冊が定番です。どちらも5ドメインを網羅し、章末問題が付いています。

Udemy の模擬試験講座

本番形式の演習量を増やしたい場合は Udemy の問題集講座が使えます。セールで1,500〜2,000円台になることが多いので、定価では買わないでください。

他の AI 資格との関係

生成AI パスポートや G検定は「AI の一般知識」を問う資格で、ベンダーのサービス名は出ません。AWS AI Practitioner はその知識の上に「AWS で実装するならどのサービスか」を乗せた資格です。すでに AI 資格を持っている人にとっては、AWS のサービス名を覚えるだけで取りやすい一方、AI の基礎が固まっていない人は G検定や生成AI パスポートのテキストで基礎を先に埋めた方が結果的に早く合格できます。AI 資格全体の位置づけは AI資格 一覧・おすすめ にまとめています。

よくある質問

Cloud Practitioner を先に取るべきですか? 必須ではありません。AI Practitioner に AWS の基盤知識(IAM、S3、VPC など)は出ますが、ドメイン5の一部にとどまります。2026年9月30日までは AI Practitioner に合格すると Cloud Practitioner の無料バウチャーがもらえるので、順番としては AI Practitioner が先の方が得です。

複数選択や順序付けの問題はどう対策しますか? 問われる知識は4択と同じです。複数選択は「正しいものを2つ」のように数が指定されるので、消去法で確実に誤っているものを除いてから残りを選びます。当サイトの問題集は4択単一選択に統一していますが、解説で「他の選択肢がなぜ不適切か」を書いているので、複数選択の消去法の練習にもなります。

再受験はすぐできますか? 不合格の場合、14日間の待機期間を置いて再受験できます。回数制限はありませんが、そのたびに受験料がかかります。

まずは章別演習で、配点の大きい第3章「基盤モデルの応用」から始めてください。

問題を解いて確認する。AWS AI Practitionerの章別演習と模擬試験は無料で使えます。