タスクの種類
| タスク | 内容 |
|---|---|
| 物体識別(画像分類) | 画像全体にクラスラベルを付ける |
| 物体検出 | 物体の位置を矩形(バウンディングボックス)で示しクラスを当てる |
| セマンティックセグメンテーション | 各ピクセルにクラスを割り当てる。同じクラスの個体は区別しない |
| インスタンスセグメンテーション | 個体ごとに領域を分ける |
| パノプティックセグメンテーション | 上の2つを統合。背景もすべてのピクセルにラベル |
| 姿勢推定 | 人物の関節位置を検出して骨格を推定(Open Pose) |
画像分類モデル(ILSVRCの系譜)
- AlexNet(2012): ReLU、ドロップアウト、GPU学習で圧勝。8層
- VGG(2014): 3×3の畳み込みを重ねた16〜19層のシンプルな構造
- GoogLeNet(2014): 複数サイズの畳み込みを並列に行うInceptionモジュール
- ResNet(2015): スキップ結合で150層超。Wide ResNetは幅を増やした派生
- DenseNet: 各層を後続のすべての層と結ぶ密な結合
- SENet(2017): チャネルごとの重要度を学習して重み付けするAttention機構
- MobileNet: Depthwise Separable Convolutionで軽量化。モバイル向け
- EfficientNet: 深さ・幅・解像度をバランスよく拡大。NAS(Neural Architecture Search)で構造を自動探索したMnasNetが基礎
- Vision Transformer: 画像をパッチに分割しTransformerで処理。畳み込みを使わない
物体検出モデル
R-CNN → Fast R-CNN → Faster R-CNNは、領域候補を提案してから分類する2段階の手法で精度が高い一方、時間がかかります。YOLOとSSDは領域候補の抽出と分類を1つのネットワークで同時に行う1段階の手法で、リアルタイム検出に向きます。FPNは複数の解像度の特徴マップを組み合わせ、小さな物体の検出を改善します。
セグメンテーションモデル
- FCN: 全結合層を畳み込み層に置き換え、任意サイズの画像にピクセル単位の出力
- SegNet: エンコーダ・デコーダ構造。プーリングの位置情報を使ってアップサンプリング
- U-Net: エンコーダとデコーダをスキップ結合で結ぶ。医用画像で広く利用
- PSPNet: 複数のスケールで領域を集約するピラミッドプーリング
- DeepLab: Dilated(Atrous)Convolutionで受容野を広げる
- Mask R-CNN: Faster R-CNNにマスク出力を追加したインスタンスセグメンテーション
試験で問われる観点
- タスクの区別(特にセマンティックとインスタンス)
- 各分類モデルの特徴的な工夫
- 2段階(Faster R-CNN)と1段階(YOLO、SSD)
- U-Net、DeepLab、Mask R-CNNの用途